本文へ移動

院長のあいさつ

ごあいさつ

 「誰もが健康で過ごせて,必要な時にいつでも医療を受けられるようにしたい」という地域の人々の願いに応えるため,当院の前身である出雲大衆診療所が1950年に市民によって設立されました.その後,生協法人となり地域住民のみなさんや生協組合員さんとともに健康づくり,まちづくりの取り組みをすすめて参りました.こうした歴史から民間病院ではありますが「市民病院」を冠しており,人権を大切にする医療を実践し信頼される病院であることを,これまでも,そしてこれからも目指しています.

 当院は2020年に一般病棟をすべて地域包括ケア病棟への転換し,地域包括ケア病棟120床を有する島根県内最大規模の地域包括ケア病院・コミュニティホスピタルとなりました. 時代と共に医療の形や病院の役割も変化しています.現在の医療は「連携」が一つのキーワードとなっており,急性期大病院と在宅や施設の間で「治し・支える医療」を行う事が当院の役割です.当院の地域包括ケア病棟では,急性期病院での治療後の転院受け入れ,急性期病院に入院するほどではないけれども入院内科治療や骨折の治療が必要な患者さんの入院治療,そして疾患治療だけではなくリハビリテーション・栄養管理・介護保険調整等を行い,患者さんとご家族が安心して退院できるような医療を行います.2024年度からは,急性期病院からの救急患者さんの「下り搬送」の入院受け入れも始まり実績を重ねています.更に,外来,透析,健診,訪問診療に加え,2025年度より訪問リハビリテーションも実施しています.
当院の役割を果たすことで,医療生協組合員・地域住民の皆様,各医療機関・施設の皆様方から信頼される病院でありたいと考え,今後も職員一同尽力する所存です.

 当院は地域の医療生協組合員の皆様方の出資金によって設立された医療生協立の病院です.医療生協立の病院,診療所は地域の中での役割を担うと同時に,地域の医療生協組合員の皆様方のいのちと健康を守る共同財産です.当院をご利用の方は,ぜひ出雲医療生協の組合員となって頂きますようお願い申し上げます.
私たちは良質な医療の提供と合わせて,病院経営を守っていく努力も続けてまいります.昨今の医療界からの訴えや報道により,全国の病院経営が深刻な悪化を来たしている事が広く国民の方々にも理解されることとなりました.約40年に渡って続けられてきた医療費抑制政策の弊害が,ここへ来て深刻な日本の医療危機という形で現れてきました.こうした状況の解決には,病院職員の努力はもちろんですが地域の皆様方のご理解とご協力をお願いさせて下さい.病院経営を守り,より一層地域組合員の皆様とともに歩みを進めて行きたいと考えます.今後ともよろしくお願い申し上げます.




院長 高橋 賢史
TOPへ戻る