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透析室

透析室

方針・理念・目的

透析導入・維持透析の患者さんの高齢化が進んでいます。その中で、医師、看護師、看護助手、臨床工学技士はもちろん、地域連携室スタッフなど多職種で連携しながら、地域に根差した透析医療を提供することを理念としています。
また、透析中の状態観察だけではなく、患者さん・ご家族の生活環境にも配慮しながら、少しでも心身ともに健やかに過ごせるように、スタッフ一同、力を合わせてまいります。

概要・特色

地域の中小規模の病院ですが、外来だけでなく、入院での透析医療も提供しています。急性疾患で入院が必要となった場合や、近隣の急性期病院での治療後にリハビリテーションなどが必要な透析患者さんの受け入れも行っています。
月1回行う定期血液検査以外に、超音波検査(シャント、心臓、甲状腺、腹部など)、画像検査(レントゲン、CT)、血圧脈波検査(動脈硬化の検査)、フット(足)チェックなどを行って、合併症の早期発見、経過観察を行っています。最近注目されている腎臓リハビリテーションについても、リハビリ室スタッフと連携しながら、取り組んでいます。
通院のための送迎サービスも利用可能です。

【透析室概要】

・ベッド数 合計37床 (チェア32床、ベッド5床(個室1床を含む))
・多人数透析用監視装置36台、個人用透析監視装置1台(すべてオンラインHDF対応可能)
・総患者数 88名(外来:75名、入院13名)※2023年7月6日現在

主に取り扱う疾患・治療

・透析療法(血液透析)
当院では、腎代替療法のうち血液透析(HD)を行っています。腹膜透析(PD)併用の患者さんもおられます。オンライン血液透析濾過(O-HDF)を主軸としていますが、間歇補充型血液透析濾過(I-HDF)やβ2ミクログロブリン吸着カラムの使用など、患者さん一人一人の病態に合わせた治療を行っています。
※受け入れや空床状況については当院へお問い合わせください。

透析スケジュール


月・水・金
火・木・土
午前(9:00~)


午後(14:00~)


夜間(17:00~)


バスキュラーアクセス作製・修復

バスキュラーアクセス作製・修復
2020年度
2021年度
2022年度
2023年度
① 経皮的シャント血管拡張術・血栓除去術
86
84
112
97
② 内シャント設置術
9
5
0
3
③ 内シャント閉鎖術
4
0
0
2
④ 内シャント分枝結紮術
0
0
1
2
⑤カフ型カテーテル留置
6
4
2
4
⑥カフ型カテーテル抜去
3
1
1
1
⑦カフ型カテーテル入れ替え
1
0
0
2
合計
109
94
116
111

アフェレシス療法

薬物治療に抵抗性のネフローゼ症候群や、カテーテル治療や手術が難しい下肢末梢動脈疾患による足病変の治療など、通常治療が困難な場合の選択肢としてアフェレシス療法があります。今後、当院でもアフェレシス治療に対応する予定です。
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