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リハビリテーション室

職場長 あいさつ

 リハビリテーション室にて技師長を拝命しております加藤勇輝と申します。
 当部門では、理学療法士13名、作業療法士9名、言語聴覚3名が在籍しており、『あなたに笑顔を。ともに未来を。』をMISSIONに掲げリハビリテーションを提供させていただいております。これは、我々が入院や外来でのリハビリテーション診療を通じて、地域のすべての人が笑顔で暮らし、それぞれが願う『そうありたい』という未来を共に創っていく、そんな想いで策定いたしました。そんなMISSIONの下、我々が行っている活動を一部ご紹介させてください。入院診療では、特に地域包括ケア病棟での回復期リハビリテーションに力をいれており、1対1での個別診療や集団体操、生活場面でのADL訓練、摂食・嚥下機能療法や認知機能訓練まで患者様それぞれにあった治療を組み合わせながら、患者様の目標達成の為の支援をさせていただいております。外来診療では、肩関節周囲炎(いわゆる肩腱板損傷や五十肩)に起因する肩の痛みや、脊柱管狭窄症に起因する腰や足などの痛みや痺れ、また多くの方が悩まされる腰痛や股関節痛、膝関節痛などの慢性疾患に対するリハビリテーションの診療実績がございます。
 また当リハビリ室には日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーやスポーツ認定理学療法士が在籍しており、スポーツ選手を対象としたアスレティックリハビリテーションを多くの学生・社会人アスリートに提供しております。院外での活動実績には、2021年に行われた東京2020パラリンピック大会において選手村総合診療所内理学療法室や陸上競技会場への理学療法士派遣や、国民体育大会へのトレーナー帯同、県内高校チームでのトレーナー活動などが挙げられ、幅広く活動し研鑽活動を積んでおります。また地域の方々へ向けたGOEN健康体操の企画も行っており、健康増進や予防医療の普及にも努めております。
 今後も引き続き、『リハビリテーション』というツールを通じて地域の皆様の健康づくりのお力添えができるようスタッフ一同邁進して参ります。

院内教育システム、ブラッシュアップ研修について

リハビリテーション室 主任
 地域包括ケアの中核病院として入院・外来で呼吸器疾患や循環器疾患、脳血管疾患、廃用症候群、脊椎圧迫骨折・大腿骨・足関節・手関節などの骨折(保存療法・手術)、靭帯・肩の筋腱・肩関節唇・膝半月板・アキレス腱の手術後など、様々な年代・疾患の患者様が在宅復帰・社会復帰・スポーツ復帰するためにリハビリテーションを行っています。
職員が幅広く対応できるように、必要な領域の研修を毎年行い、定期的にブラッシュアップ研修を行っています。
 また、医療生協の病院として地域に暮らす人のより良い生活を支えるために班会活動(転倒予防、糖尿病向け体操、認知症に関する指導、住宅環境について、摂食嚥下についてなど)や子供対象の運動企画や大人対象のGOEN健康体操を行っています。
このような取り組みについても研修会を定期的に行い、常にサービスの質向上を目指しています。

教育システム

・各部署共通の研修(医療安全、感染対策、倫理、接遇、診療報酬)に加え、
・職種別(理学療法・作業療法・言語聴覚療法)の研修
・領域別(整形、スポーツ整形、呼吸・循環、摂食嚥下、認知症など)の研修
・リハビリテーション室 全体研修(BLS研修、医療・介護サービスについての研修、
専門医からの講義)
・新人(1-3年目)症例検討(月2-3回)、リハビリ室全職員対象の症例検討(月1回)

各研修会を医療の質向上のために行っています。

関連施設に通所リハビリテーション、回復期リハビリテーション病院と計画的な異動を行い、介護保険領域・回復期領域での成長を支援します。
チーム医療:地域包括ケア病棟(サブアキュート・ポストアキュート)、障がい者病棟、外来リハビリテーション・予防事業など それぞれにチームを作り、医師・コメディカルや地域の方々と連携をとっている職員と連携して患者様や利用者様のために知識・技術の提供を行っている。
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