お知らせ
医療福祉生協連の「組合員のあり方提言」の学習会を開催しました!
2024-09-02
8月28日(水)に出雲科学館を会場にして、「組合員のあり方提言」についての学習会を開催しました。この提言は今年6月の医療福祉生協連の総会にて採択され、組合員活動の前進をつくるための課題点を内容としており、各医療生協での討議を呼びかけるものとなっています。当日はコロナ禍で数年振りとなる集合企画となり、理事、支部長、支部委員、職員(主に管理部)の55名が参加しました。講師は医療福祉生協連の今井好一常務理事で、出雲では初めての講演となりました。
今井常務からは、協同組合活動において主人公は組合員であるとし、「誰もが健康で居心地よくくらせるまちづくり」を医療生協の2030年ビジョンの中で、事業所と組合員の協同で実現することを目指ししていることを紹介。その中で全国的に「高齢化」と「担い手不足」の課題が最も共通した悩みになっていることに触れ、高齢化=活動ができないとか、若い世代が少ないことについても、若いの概念はもっと広がっていることについて問題提起。視点を変えて考えてみることの必要性を呼びかけられました。そして「元気高齢者の増加」「社期的孤立⇒ゆるかやにつながる」「多世代へのアプローチ」の視点をもって考えることを念頭に、「みんなで健康づくり」「たすけあい活動」「持ち寄り型の参加」をキーワードに相談してほしいと訴えがありました。そして全国の活動事例などをいくつか紹介され、出雲でも大きな伸びしろがあることにも触れ、生協活動の前進で地域にとって大事な組織に発展されることの呼びかけで締めくくられました。
講演後に参加者でグループに分かれて、講演内容や各参加者の活動の交流を行いました。日頃の思いや感じていることなど多彩に交流し、論議が盛り上がりました。その後グループ討議について3つのグループより発表を行いました。「医療生協のすばらしさを再発見した」「組合員の居場所づくりが大切だと感じた」「健康づくりとして事業所と連携してしていくことが大事」など報告がありました。理事・監事も普段他支部の支部長、支部委員や職員との交流の機会がこの間少なかったこともあり、いっしょに話し合う機会が大事だとも感じられた企画となりました。詳細はFacebookを参照ください。機関紙「すこやか」では10月号に掲載予定です。(文責:川本専務)