法人リハビリ部門 MISSION SLOGAN あなたに笑顔を。共に未来を。
当院では、土日祝日を問わず365日リハビリテーションを提供し患者様の社会復帰をサポートしております。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の3職種が脳卒中などの脳血管疾患、骨折などの運動器疾患を中心としたリハビリテーションを実施しています。
理学療法部門(PT)
理学療法では、寝返り・起き上がり・座る・立つ・歩行を中心とした基本動作の獲得を目的に治療を実施してまいります。
理学療法場面
脳卒中の患者様に対する歩行訓練
脳卒中片麻痺の方に対し、下肢装具を使用して介助での歩行訓練を実施しています。
骨折の患者様に対する関節可動域訓練
大腿骨や膝関節周囲の骨折の方で、股関節や膝関節に制限のある方に対し実施しています。
平行棒での立位訓練
骨折や脳卒中などで足の筋力が低下した方に対し、立ち上がりや立位での運動を実施しています。
歩行器での歩行訓練
歩行能力向上のため、歩行器を使用した歩行訓練を実施しています。
当院理学療法士
作業療法部門(OT)
「作業」とは、人の日常生活に関わる全ての活動を指す言葉です。
作業療法は、食事や入浴、着替え・トイレなどの身の回りの動作だけではなく、毎日の仕事・家事・趣味などが再びできるように支援を行うリハビリテーションです。
また、自動車運転の再開に向けた支援や、買い物などを想定した院外での訓練も積極的に行っています。
皆さんの大切な「作業」がもう一度できるようになるために、患者様一人一人に寄り添い治療プログラムを考えます。
作業療法場面
上肢機能訓練
主に脳卒中後の上肢麻痺に対して訓練を行います。
電気刺激なども使いながら、麻痺の回復を目指していきます。
日常生活動作訓練
着替えやトイレなど、自分の身の回りのことができるように訓練を行います。
動作が行いやすくなるような方法を一緒に考え、自助具の選定も行います。
家事動作訓練
料理や洗濯などの家事動作の練習をします。実際に食材を使って、調理訓練を行うこともあります。
高次脳機能訓練
記憶力や注意力、判断力などの高次脳機能訓練を、タブレット等を使用して行います。
趣味活動を用いた訓練
これまでに大切にされていた趣味などを通して、心身機能の回復を図ります。
自動車運転再開支援
自動車運転の再開に向けて、注意力や判断力などの高次脳機能や、運転に必要な身体機能の評価・訓練を行います。
ドライビングシミュレーターを使って、より実践的な状況でリハビリテーションを実施します。
当院作業療法士
言語聴覚療法部門(ST)
ことばによるコミュニケーションの問題は多岐に渡ります。言語聴覚療法は、脳卒中や交通事故などにより生じる言葉の問題「失語症」、呂律が回りにくいなどの「構音障がい」など、ことばの問題に関するリハビリテーションを行います。また、食事や飲み込みの問題「嚥下障がい」も積極的に取り組んでおります。
言語聴覚療法場面
失語症・構音訓練
言語機能を細かく評価し、必要な訓練を実施します。
退院後のリハビリ継続や自助グループへの斡旋も必要に応じて行います。
嚥下訓練(NMES)
最新の知見も活かしながら個々に応じたリハビリテーションを実施します。
VF(嚥下造影検査)の実施
嚥下造影検査や内視鏡検査を実施し、質の高い飲み込みの評価を行います。
言語訓練室
言語聴覚室は3部屋あり、静かな環境で集中して訓練が行えます。
食事の再開までの流れ
急性期病院との連携も行いながら、口から食べることができない患者様にも「経口摂取」ができるよう積極的にリハビリテーションを実施いたします。まずは、飲み込みの検査(嚥下造影検査等)を中心に実施し、主治医の判断の元、理学療法士、作業療法士、看護師、栄養士など多職種と連携・協力し1品・1食から徐々に食事開始を目指していきます。
ご本人・ご家族様のご意向を伺いながら「口から食べる」にこだわった関りをさせて頂きます。
訪問リハビリテーション部門
短期集中型訪問リハビリテーション
対象となる方
●短期集中型訪問リハビリテーションの具体的で明確な目標がある方
例)退院後の環境変化に慣れる
買い物に出かける練習がしたい
介助方法が不安 等
●退院後、3ヶ月以内に終了する見込みがある方
●旧出雲市在住(例外もあるので要相談)
訪問リハビリ詳細
リハビリテーション実施日
月~金曜日|9:00~17:00
※年末年始、祝祭日を除く
お問合せ
〒693-0033 出雲市知井宮町238
出雲市民リハビリテーション病院
TEL 0853-21-2733 (代表)
リハビリテーション室 三島
訪問リハビリテーション場面
理学療法士による、ご自宅周辺での歩行訓練場面
作業療法士による、通電機器を使用した上肢機能訓練場面
当院リハビリ室へ入職をお考えの方へ
新入職員からのメッセージ
【理学療法士】 篠田 祐介さん (2024年度入職)
理学療法士2年目
当院を選んだ理由
地元である出雲の方々が健康に生活していけるようリハビリで貢献したいと思いました。また、回復期病院として患者様と関わりながら回復の過程を感じることが出来る事、訪問の経験から在宅をイメージしたリハビリを提供することができると感じ選びました。
働いてみて
分からないことが多くあり、不安でしたがリハビリ室の育成システムや優しい先輩に助けていただきながら、安心して業務を行うことが出来ています。多くのセラピストがいるため、日々刺激を受けながらスキルアップが出来ることが魅力だと感じています。
今後の目標
今までの経験を生かして患者様に笑顔で退院していただけるように、支援をしていくのはもちろんのこと、日々新しくなる医療に対応できるよう、学習に取り組んでいきます。またサブライセンス取得に向けて幅広く専門的に対応できるように、研修会やセミナー等に参加しキャリアアップを目指していきます。
【言語聴覚士】 深田 彩華さん (2024年度入職)
言語聴覚士3年目
当院を選んだ理由
当院は県内最大規模の回復期病院であり、一つの領域に限らず、多面的に症例を経験できる点にとても魅力を感じました。経験年数は3年目と浅く、より専門職として知識や技術を身につけたいという思いから当院を選びました。
働いてみて
様々な患者様と関りを持ち、試行錯誤しながらではありますが患者様にとってのベストなリハビリプログラムを導き出すことにやりがいを感じています。また、職場では気軽に相談できる環境があります。リハビリ内容に行き詰ったときは先輩に相談して、より質の高いリハビリを提供できるように一緒に考えることができる環境が整っていることも魅力の一つだと感じます。
今後の目標
しっかり経験を重ねることで専門性を高め、患者様や一緒に働くスタッフから信頼される言語聴覚士になりたいです。将来的には、認定言語聴覚士の取得を目指しており、高い水準での知識と技術で自身のキャリアアップを図っていき、医療に貢献できるよう日々頑張っていきたいと思います。
【作業療法士】 藤江 美羽さん (2024年度入職)
作業療法士1年目
当院を選んだ理由
患者様一人ひとりのニーズに寄り添った作業療法をしたいという想いがあるため、長期にわたり退院後の生活支援まで関わることのできる当院に魅力を感じ入職しました。また、地島根に貢献したい問ういう想いもあり、実際に通いの場などを通じ地域の皆さんと関わることが出来る点も魅力だと思いました。
働いてみて
臨床で働くうえで不安なことも多いですが、評価方法などの研修もあり、先輩方にも相談しやすいため多くのことが学べると思います。また、退院前自宅訪問や調理訓練など、実際に作業を通した関わりができる点に魅力を感じています。
今後の目標
退院後、自分らしい暮らしが出来るように、患者様一人ひとりのニーズに寄り添った作業療法をしていきたいです。そのため、勉強会に参加するなど自己研鑽を行うとともに患者様、当院スタッフとの会話も大事にしていきたいです。
リハビリ室スタッフ取得資格
資格名 | 人数 |
認定理学療法士(脳卒中) | 4 |
認定理学療法士(スポーツ理学療法) | 1 |
認定理学療法士(運動器) | 1 |
認定言語聴覚士(摂食嚥下障害) | 2 |
福祉住環境コーディネーター2級 | 9 |
介護支援専門員 | 5 |
3学会合同呼吸療法認定士 | 5 |
認知症ケア専門士 | 3 |
両立支援コーディネーター | 3 |
アスレチックトレーナー | 1 |
島根県糖尿病療養指導士 | 1 |
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師 | 1 |
中級障がい者スポーツ指導者資格 | 1 |
Functional Roller Pilates(advance instructor) | 1 |
ポジショニングセレクター 2級 | 1 |
転倒予防指導士 | 1 |
認知症介助士 | 1 |
認定訪問療法士 | 1 |