昨年の出雲地域での地域ささえあい団体との交流会で、当生協とのつながりがワーカーズコープ（サポステ出雲）さんと始まりました。当初は「子ども食堂」を念頭に相談を開始しましたが、その後にコロナ禍で食事に困っている方を広く対象にした「つながり食堂」として取組むことになり、昨年7月に最初の企画として始めました。

　当生協もワーカーズコープも、ともに地域社会への貢献を課題としている点で共通点があり、その後12月には子どもの居場所と勉強支援の取り組み「学VIVA」（まなビバ）も一緒に取り組むことになりました。

　そうした中で、子ども食堂を運営する団体への出雲市からの補助金制度が設けられたこともあり、この補助金を利用し今年1月からは毎月「つながり食堂」を運営するに至りました。この経過を踏まえて、これまで双方の組織の有志から活動を始めた経過もあったことを踏まえて、両団体（ワーカーズコープは山陰開発本部）が正式にこれらの活動を支援しあっていく協定を結ぶことに至りました。

　6月2日（金）に出雲医療生協において、双方の団体で今後の活動を責任もって共同して取り組みあうことを確認する協定書を取り交わしました。医療生協とワーカーズコープとの協同活動は全国でも広がりつつありますが、協定を結び合う関係は全国初となります。既に当生協の「海岸清掃」活動にも参加して頂いており、今後より充実した地域支援活動に発展していくことが期待されます。（専務）